多少のネタバレあり。
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。
プレイ時間。 総合得点。
約15時間。 ★★★★★★☆☆☆☆。
OP終了時点でのキャラの印象。
ーーーーーーーーーーーーー。
今作終了時点でのキャラの印象。
アサガオ>小鳥>みこ。
OP終了時点での感想。
過去に一度クリアした作品を再プレイする日々が続いていたのだがまったく新しい作品に手を出そうと急に思いたち、新作を調べてみると面白そうなタイトルがあるじゃありませんか。
なにを隠そう、今作を購入したきっかけは・・・「アサガオは夜を識らない。」もはや恒例、THE タイトル買い。
して感想。
導入部がそっけなさすぎるとか主人公がいけ好かないとかいきなりえっちしちゃってどうなってんのとか、ていうかそもそもいきなり二股だしとか・・・その他多くの不平不満垂れ流しの感想を書かざるを得ないなと思っていただけに、OP手前で明かされた真実には鳥肌が立った。
そういうことならしょうがない。どこか狂気じみた演出もそのせいだったのかと納得せざるを得ない。完全にしてやられた。
ただやはり、現時点で各キャラへの感情移入は一切できていない。まぁこれにかんしてはおいおい、少しずつ、自然にできていることは予想がつくから深くは言及しないこととする。
2ndOP(?)終了時点での感想。
シーンごとのインパクトは強いと思うのだけれど、いかんせんあまり心に残らない。その理由ははっきりとしていて、単純に未だ誰ひとりとして感情移入ができていないから。
今作においては過去の過ち、(もしくはその後の更正?)がテーマになっている以上、現時点での肝となる部分を明かさないのは十分理解できる。のだが、それだと伏線とは違う種類の、ある程度話が進まないと決して解消されない疑問を頭の片隅に抱きながらプレイすることとなってしまう。
そうなると、素性もよくわからないキャラ同士の物語になってしまい、どうしてものめり込むことができないというのが正直な今の感想。
たとえば心の機微を確信に触れぬよう丁寧に描いたり、今より多くの情報を、これまた確信に触れぬよう上手にプレイヤーに提供したりすることで大分印象も変わったように思ったりするのだが・・・まぁこれにかんしては自身の感受性が弱いのが大きな原因なのだろう。
また、展開が予想通りすぎる。
そう思う箇所はいくつもあるけれど、一番大きなところでいうとうさぎ殺しの真相。もう少し捻った真相がほしかった。
・・・ここまで否定しといてアレだが、あさがおの障碍については驚かされた。初めて聞く言葉だったから少し調べてみたが、世の中にはこうしたことで苦しんでいる人もいるのかと。アサガオに対する印象が大きく変わったのは言うまでもない。
・・・少しずつ興味が失せ始めているのだが、気を取り直して先へ進めることにする。
小鳥とみこの件が落ち着いた(みこと屋上でやり取りした)時点での感想。
求めていたのはこういうのだった。こうした情報がもう少し早く出てくれればよかったのに、というのはわがままなのだろう。
話は割とまとまりがあり、途中冷めていたが割と夢中でプレイできた。まぁ難を言えばみこが多少弱く感じたが・・・というかまだもう少し先があるのかな、院長の話が解決していないし。
これから村崎の話と碧依とアサガオ等の話を絡めて終わりに向かう感じなのだろうか。
ED1・2終了時点での感想。
うわああああああなにこの選択肢!!!!
こういうのを求めてた!!!!
そしてラスト!!!!
うわああああああ!!!!
ということで終了。
アサガオを救うと決断し行動に移してからの盛り上がりが半端じゃなく、更にはラストがほんとうに鳥肌モノ。途中で投げ出さなくてよかったと心の底から思うことができた。
と同時にこれまでの物語は平坦・・・と言ってしまうには語弊が生じるかもしれないが、正直盛り上がりに欠けるよなぁと思ってしまう。まぁすべてはラストのこの展開を生み出すためと言われてしまえば否応なしに納得してしまうのだが。
過去が少しずつ明かされることと比例してキャラへの感情移入も出来ていたし、惜しむらくはもう一山二山あってもよかったんじゃないかと思ったり。
子供は大人の知らないところで成長するといつか金月先生が漏らしていたが、本当にそのとおりなのだろう。
繰り返しになるがラストは非常に素晴らしいもののそれまでが結構ダレてしまっていたため、今回は★×6という結果に。
しかしながら今後のMELLOW作品には注目していきたく思う。