多少のネタバレあり。
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。
総プレイ時間。 総合得点。
約25時間。 ★★★★★★★☆☆☆。
OP終了時点でのキャラの印象。
春>エミー>ラビ≧アリス≧四五。
本編終了時点でのキャラの印象。
アリス>ラビ>春>エミー≧四五。
プレイした攻略順&おすすめ攻略順。
四五→ラビ→春→エミー→アリス。
好きなシナリオ順。
ラビ=アリス≧春>エミー≧四五。
OP終了時点での感想。
前知識一切なしで購入・・・というのはもはやいつものことかもしれないが、今回は更にその上位に値するタイトルのみで購入。いやだって、「ニュートンと林檎の樹」とかもうその時点で面白そうじゃない!!
だがしかし、ニュートンがいた時代を背景としているだけあり、もしかして理系じゃないとこの作品は少し厳しいなのかな?とか。
万有引力も、それこそ林檎を落ちているのを見て重力がなんたらかんたら?程の知識しかない自分が今のところ問題ないのは幸いだが、用語解説集なるものがあるから今後が少し不安だったり。
修二のノリがライトというかカジュアルというか、なんかこう軽いのが気にかかる。修二の性格の問題というよりもライターさんのノリというか、そういったところが多少自分とは合わないのかもしれない。
ヒロインメンバーはしっかりと立ち位置が定まっていていい感じ。
タイトル画面で流れているBGM、なにか聴き覚えがあるなーと気になっていたが、ガイア幻想紀に似たのがあった気がする。
それはともかくBGMもOPもとても好みで、今のところ物語にも引きつける魅力があるしで今後の展開に期待。
・・・あと、少し細かいが各キャラの目が怖い。勝手なイメージだがヘビとかワニとか、爬虫類を彷彿とさせるから勘弁願いたい。黒い斑点は確実にマイナス要素。
分岐ルート時点での感想。
こんな感動シーンで感想を書くはめになってしまうとは・・・(この時点で書くと決めていた)
お金や言語、修二たちは大学行ってない、etc...なんかもう色々と突っ込みどころが多すぎるのだけれど、制作ミスにしては規模が大きいし・・・これはもうこういうコンセプトなのかな?突っ込んだら負けみたいな。
魅力溢れるキャラがこれほどいるのに話が暗い方向に偏りすぎていたり、発言ひとつひとつに面白みやワクワクを感じなかったり・・・タイムスリップという事柄やニュートンが万有引力を発見できない、そうした土台はとても魅力溢れるものだが、いかんせん組み立てが甘すぎる。深みがないというか大雑把というか、キャラを動かしているんじゃなくてキャラに動かされている感じがしてならない。もちろん後者で成功する作品も数多くあるのかもしれないけれど、今作にかんして言えば間違いなく前者でないと駄目だろう。
なにはともあれ四五とラビの分岐ルート・・・どっちも選びたくないです。
四五ルート。
タイムトラベルものではしょうがないかもしれないが、ハッピーエンドに見せかけたバッドエンド。
というのもアリスたち寮生のその後が気にかかる。アリスと春の行く末やラビの母親なんかは各ルートでのお楽しみだからいいけれど、急に姿を見せなくなった修二と四五・・・修一郎がうまく説明したのだろうか。
なにはともあれ無事完結。お金や住居の面がまったく説明されていないけれど、そんなことは今に始まったことではないしなんとかなるのだろう。だからこそ「無事」という言葉をここでは使う。今の修二と四五ならば、修一郎の力を借りずともきっと実を結ぶだろう。
進むにつれて伏線らしきものを張っては即刻回収という流れに辟易としたが、そこはまぁテキスト量的な・・・大人の都合的な何かなのだろうと目をつむる。
それにしても四五が予想以上にかわいくて驚いた。
ラビルート。
上記で書いたことがまるまる否定されてたww
仮に修二と四五が2017年に帰り元の鞘に収まったら、そのふたりと面識があった人たちは記憶が薄れて結局忘れてしまうことになる(かもしれない)と。それはそれでなんだか悲しいなとか。
ラストで頭にハテナが浮かんだが多少考え納得。もろネタバレになってしまうからここでは避けるが、タイムマシンをこうして使っているならば、今後はラビがキーパーソンになってくるのかな?
ラビの心情を考えると非常に複雑な気持ちになってしまう。修二と一緒で嬉しいことに嘘はないかもしれないが、ラビにとってはやはり母親と暮らすことが一番の幸せなのだろう・・・と思う。
タイムマシンを駆使しても叶わなかった願い・・・どうか、どうかFDでは母親とともに過ごせるルートを!!!!
そして気になるアリスと春の行方はいかに・・・。
春ルート。
これも立派な終わり方。と思う反面、未来組の人って修二の意見を聞きすぎなんじゃww
春とアリスの和解シーンで号泣。いやこれ正直予想していたよりも薄っぺらい内容&展開だったのだけれど・・・なんでだろう。ちょっとよくわからないけれど、自分でも気付かぬうちに感情移入していたのだろうか。
あと忘れちゃいけないのが分岐ルート後に前ルートでも起きた事象が、いわゆるループが発生していること。ひぐらしのなく頃にでループものにハマり、もちろん今現在も絶賛ハマり中の身としては、ラビの存在も相まってこれだけで鳥肌モノだったりする。
そんなこんなでプリンキピア完成まであと一歩。次のルートは・・・。
エミールート。
エミーガコウリャクタイショウダッタトハー(棒)
ここまでプレイしたからこそ書かせてもらうが、エミーの声に違和感しか覚えない。春乃いろはさんが悪いなどでは決してなく、単純にエミーの性格と声が合わない、いわゆる人選ミスのように思う。
他のゲームでもプレイ当初は違和感を覚えることがあってもいつの間にかすっかり慣れているのが常だが、今回のケースは希少なケース。だからこそそういった結論に至ったり。
なんかもう共通部分で気持ちがわかっているから、仕方がないとはいえ四五が不憫でならない。なんとかならないのかあれは・・・。
というかこれエミー優遇されすぎじゃないか?アリスルートだとどうなるのか期待。
アリスルート。
今ルートが物語の本筋というのは百も承知だが、せめて・・・せめて最後はプレイヤーの手で残るか否かの選択をしたかった・・・。アリス・・・・・・。
いやだってこれまでのルートではみんなラストは修二と○○じゃないですかーなんでどうしてアリスだけアレなんですかーちょっと納得いきません!!(ネタバレのため伏字)
クライマックスはアリスと春の和解同様、稚拙でありきたりな展開だったが号泣。雰囲気もさることながら、やはり自然に感情移入していたのだろうか。アリス役の声優である秋野花さんは非常にハマり役だったように感じるから、もしかしたらそこも涙腺に響いたのかもしれない。
ラストは完全にわかりきっていたことを説明されただけだから種明かしとは言えないかもしれないけれど、上でも書いたがほんとうにループものは最高だなと改めて。ただせめて、アリスから修二に向けてなにかメッセージ的なものがあればよかったなーとか。
とりあえずアリスかわいい。まっことかわいい。
強くてコンティニュー。
むしろこれを本編にしてください!!!!
タイムマシンいいじゃないですかアリスが21世紀の知識得たっていいじゃないですか!!!!
・・・アリスルートからの悲しみが少し救われた気がした。ありがとうラプラシアン。
エミーの男爵3分クッキング(公式通販特典)
なんというおまけww
選択肢間違えると強制終了はさすがにワロタwwww
・・・・・・アリスの特典見たいなー・・・。
というか次作に向けて取り組んでると・・・FD出ないのかなぁ。
ということで全ルート終了。
多少短くはあったものの総体的に楽しめた。
背景の作り込みがとにかくすごく圧巻の一言。また、キャラがフェードアウトする際にぴょこぴょこ動く立ち絵もかわいい。エミーの例の一枚絵も・・・最初はどうかと思ったが数多く見ていると笑えてきたり、キャラごとにムービーが用意されていたり(エミーのが一番好き)そういった細かいところに手が届いていたのも楽しめた理由のひとつだったりする。
物語的には全体的に暗い部分が目立っていた。地上でなにかあれば地下にいる修一郎に報告、という流れがそれを産んでいるように思うが、あれはいただけなかったなーと。
あとはやはり設定上の矛盾、というか細かい設定があまりにもおざなりにされていたことが悔やまれる。なんの説明もないところを見ると、こういったコンセプトを掲げているのかもしれないが・・・いやまぁそのお陰で更に暗い物語に進まなかったと感謝すべきなのか?
なにはともあれFD期待という意味も込めて★×7に。