多少のネタバレあり。
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。
(以前に一度プレイしているため多少の知識あり)
総プレイ時間。 総合得点。
約２７時間。 ★★★★★★★☆☆☆。
オープニング終了時点でのキャラの印象。
妙＞ツキ＞麗華≧彩＝萌。
全ルート終了時点でのキャラの印象。
ツキ≧妙＝麗華＞彩≧薫＝萌。
プレイした攻略順＆おすすめ攻略順。
彩→妙→萌→薫→麗華→ツキ。
好きなシナリオ順。
ツキ＞麗華≧妙＞薫＞彩＝萌。
彩ルート。
彩かわえええええええ！！！！
酒だ何だのアレやコレやで情緒不安定な感じはするがとにかくかわええ。
海斗が言うように一人っ子の性格という表現がしっくりときて、特にゲームをしている姿なんかは普段とのギャップがありとてもよい。
鏡花とはライバルの関係とあったがその話は全くなかったしラストはなんだか強引な展開だったが、続編考えてのことだろうからこれはこれでありかなーと。とりあえずただひたすらに麗華がかわいそう(尊的な意味で)
ちなみに尊は、海斗との絡み抜きにして性格や考え方を考慮しても結構好きな部類なキャラだったり。
・・・彩ルートというより尊ルートだった気がするのは気のせいだろう。尊がツキを毛嫌いする理由はいかに。
妙ルート。
妙かわえええええええ！！！！
過去にプレイしたとき一番のお気に入りキャラだったわけだがやっぱり好き。
もしもバカップルになってたら目も当てられなかったような気もするが、そこのところも含めて海斗はいい味出してる。
ストーリーもかなり上手に収まっていて、感動的な作りになってるのもよい。ただ、ソナタとカナタの話はもっと風呂敷を広げてほしかった。
海斗と付き合いだしてからの妙は、侑祈に対する態度があまりに酷いと思ったが、まぁこれも伏線のひとつだったなら納得できる。
萌ルート。
妙ルートを攻略した後だと萌の庶民さ加減が非常によく映える。ただ当たり前のように食欲を満たすのでなく、料理を作った人の気持ちを汲み取り楽しんで食べる萌にとても心惹かれた。
ストーリーに関して、萌と薫の別れのシーンがあってもいいように感じる。萌のボディーガードを剥奪するだけしておいてそこから先の話が全くないんじゃあまりに寂しい。
他にも前２ルートより多少詰めの甘さを感じることがあったが、ストーリー構成が驚くほどしっかりしていて飽きを全く感じさせない作りになってた。
薫ルート。
続 き は よ ！ ！ ！ ！
予想の斜め上いく面白さ。
萌ルートで薫の後日談がない理由がわかったのはいいが、これだとあまりにも萌がかわいそうな気がしてならない。
海斗の過去話や学園入学時期をここにまとめるのにはほんとうに惜しい内容で、どうせならファンディスクまるまる１本詳細に順を追っていってほしかったり。
麗華ルート。
他ルートで海斗が誰かと恋仲になるたびにその関係を崩さぬようしてきた麗華。これだけとってもすごく好印象だったが、ひとり禁止区域に立ち入ってしまうどころか駆け落ちすらも海斗のためにと自ら選択してしまう。孤高で驕っている姿も様になっているが、海斗に惚れた麗華を見てますます好きに。
海斗の父親の過去の他、佐竹や源蔵の心中も明らかに。かなり詰め込まれた内容だったが読みやすいシナリオと構成になっており、途中疑問を浮かべることなく最後まで一気にプレイすることができた。
ツキルート。
ツキは海斗と結ばれる運命だったんや！！と叫びたくなるこのルート。海斗とツキ、ふたり共通の過去から織り成されるストーリーはまさに圧巻。他ルートの出来が悪いとは言わないが(むしろかなりいいと思うが)TRUEルートと呼ぶに相応しい出来の良さ。
萌ルートでもツキの良さは十二分にわかったつもりだったが、全然わかってなかったんだなと。
他キャラの見せ場もしっかりとあり、ほんとうに楽しめた。
とにかく笑える。これほど笑ったADVはCLANNAD以来だったりする。そのくらいギャグが冴えに冴えまくっていて、特に海斗と尊の掛け合いが最高すぎた。
全体的にストーリーは申し分ないのだが、個人ルート中の共通ルートはいらなかった。例えばツキルート、源蔵の誕生日話を挟むのに海斗の、「そんなことより今はツキだ」の一言で片付けられる(料理長がクビになった気もするが)のはあまりに不自然。
それと伏線はルートごとに回収してほしいなと思ったり。他ルートを全て終了して初めて全てが繋がる、といえば響はいいかもしれないが個人的にはあまり合わなかった。
一応キャラの印象と称して順位付けをしたが、全員がかなりのレベルで好きだったり。
続編を考えられている作りになっているため多少目をつむる点はあるにせよ、ギャグとストーリーの出来の良さ、BGMなんかもかなり好みのものが多く★×７に。
・・・ほんとうに過去にプレイしてるのかと我ながら疑問に思うが、プリンシパルたちの休日からは初プレイだから楽しみ。
