多少のネタバレあり。
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。
総プレイ時間。 総合得点。
約４０時間。 ★★★☆☆☆☆☆☆☆。
共通ルート終了時点でのキャラの印象。
メアリー≧小夜＞あかり＞理沙。
今作終了時点でのキャラの印象。
あかり≧小夜＞メアリー＞理沙。
プレイした攻略順。
理沙→小夜→メアリー→あかり→あかりトゥルー。
おすすめ攻略順。
メアリー→理沙→小夜→あかり→あかりトゥルー。
好きなシナリオ順。
あかり≧あかりトゥルー＞小夜＞メアリー＞理沙。
OP終了時点での感想。
今作を購入したきっかけは、「アマツツミを越す」というコンセプトを掲げていたから。
いつもならば、「タイトルに惹かれて～」「メーカーが～」とかなり曖昧な理由で購入しているが、今作にかんしては(あくまで予約するまでだが)しっかりと下調べを済ませた状態。・・・といっても体験版はプレイしていないがｗｗ
アマツツミで一番厄介に感じた、「ルート固定がない状態で複数キャラとえっちしている主人公」というのはメーカー側も反省(？)の上で今作はそれに意味を含ませる形で敢えて継続させた、というのは非常に興味深い。
とかまぁいろいろあるのだが、詰まるところアマツツミは★×７だったからそれを上回る作品になることを期待している。
そんないつもと違う意気込みでここまでプレイしたわけだが、まぁ普通なんじゃね？みたいな感想。
悪魔だの吸血鬼だの女学園の中で主人公がひとり、etc...設定というか世界観に浸かるのにまだもう少しだけ時間がかかりそう。
特筆すべきはメアリーがかわいい。くすはらゆいさんは水葬銀貨のイストリアの玖々里みたいなキャラじゃなく、こうした天使のごとく明るく活発な子がすごく似合っているなと思ったり。
とりあえずまだキャラも出揃ってない現段階で長々と書いてもしょうがないから先へ進めよう。
・・・アマツツミ超えられるかなー。
共通ルート終了時点での感想。
なんだろう、なぜだか話が頭に入ってこない。
悪魔だの吸血鬼だのという世界観には馴染めてきたが、会話が冗長というか退屈というかであまり頭に入ってこない・・・。それにキリストの聖書とか引用されてもまったく知識がないわけで、どうもおざなりになってしまいがち。
とりあえず事の進みをしっかり把握出来ていることだけは救いだが。
それにしてもあかりが怪しさマックスすぎて笑う。３人攻略後にあかりルートが開放されることを抜きにしても、言葉の端々に疑問を覚えてしまう。
あかりが電話の悪魔・・・という線は少し単純すぎるか。あかりが電話の悪魔と繋がりを持っている、もしくは操られているとか？
というかそもそも電話の悪魔は携帯からしか鑑賞できないのかな？なんだかの先生が携帯でテストを作っていたから律にメールしたとあったが、もしこれがPCや手書きだったら鑑賞できなかったり？
・・・まぁいいや、今考えてもしょうがない。
とりあえず物語に一番影響が薄そうな理沙ルートから。
理沙ルート。
理沙＆美果子ルートだったでござる。
余韻も消えぬままED後のあかりと悪魔にすべて持っていかれてしまったｗｗ・・・攻略順が間違っていないことを切に願う。
クライマックス(もちろんED前)は多少感動もしたし、ストーリーの流れも悪くなかったと思うのだが・・・共通ルートと同じで全体的に冗長、という言葉がしっくりとくる。わかりやすく言ってしまえば、どうでもいいパートが多すぎて退屈だった。
ただしそれは理沙と美果子、どちらも最後まで好きになれなかったが故に、という部分が大きい気がするから、つまりは自分のせいということになってしまうかもしれないけれど。
それはそうと、テキスト(主に律の突っ込み)がニュートンと林檎の樹っぽかったなーと今さっき調べてみたら、わさびさんも今作に携わっていたのか。今作について事前に調べてたといっても、なんか所詮は「アマツツミ超え」っていう箇所しか目がいってないなーと我ながら。
あと、劇は最後まで見せてくれないのかな？本筋と直接的な関係はないかもしれないが、どこかのルートで見せてくれるといいな。・・・そうか、各ルートごとに劇のヒロインが違うと思うから、最後まで見られない可能性のほうが大きいのか。ワンチャンあかりルートであるかもだが、D.C.Ⅱを少しは見習ってほしいものですねはい。
少し迷ったが次は小夜ルートいってみよう。
小夜ルート。
こういう展開最近駄目なんだ・・・。
ひとつ前にプレイした「ルリのかさね」でもそうだったから、どうしてかと理由を考えてみたが、恐らく「生命のスペア」が原因な気がしないでもない。
とまぁそれはいいとして、今ルートはひとつの物語として無駄なテキストが多かった気がする。・・・テキストというより事象、イベントと言った方がしっくりくるかもしれないが。
律が最後にどういった行動を取るか薄々勘付いてはいたものの、それに至るまでの小夜との触れ合いやその過程、メアリーやその他キャラとの会話、etc...半分とまでは言わないまでも２/3くらいに縮めてくれたら読みやすかったなと。
いろいろと疑問点はあるけれど、一番引っかかっているのは律の母親について。
これについても他の伏線同様に触り程度しか語られていないのだろうけれど、処女受胎をどうして行った(もしくは行われた)のか。
・・・もしかしたら認識違いかもしれないけれど、処女受胎って人工授精みたいなものだと思うのだが・・・違うのかな。
そしてすっかり忘れ去られた雪だるまは果たしてどうなっていたのかも激しく気になる
あと小夜が予想以上にかわいかったですはい。
メアリールート。
うーん・・・ぶっちゃけてしまうと飽きてきｔ(ry
今のところアマツツミに勝てる要素が「主人公がむやみやたらにえっちしない」という点以外ない。
メアリーは可愛いけれどただそれだけ。日常会話すらも苦痛になってきてしまうレベルで、今ルートを攻略するまでに多くの時間を要してしまった。
なんかこう、いちいち小難しい話を挟んで展開そのものを無理に盛り上げようとしている感じに見えてしまうし、それに並行して伏線らしきものを張っていくから尚質が悪い。
・・・そもそもシナリオライターである御影さんと相性が悪いのかもしれない。
そんな感じでプレイしていたからここでは物語の言及はしないことにする(とは言ってもテキスト事態はしっかりと読み進めていたが)
残すはあかりルートのみ。気を持ち直して読み進めよう。
あかりルート。
グダグダやりすぎだと思うの(核心)
途中からあかりの目的が・・・いやもちろん真の目的は最後までわからなかったけれど、律とあかりがただ愛し合っているようにしか見えないのはいただけない。
３人攻略した後にあかりルートをプレイできるということを事前に告知した手前、せめて今ルートだけでももっと「匂わす」発言や行動がそこかしこにあってもいいと思うのだけれど。
これを意図してそう見せているのなら、前にも書いたがシナリオライターである御影さんとはほんとうに相性が悪いということになってしまう。
というかこれ理沙先生のルートって必要だった？というかそもそもあかりの目的ってどこかに伏線あったっけ？あと、悪魔の小物っぷりには正直ドン引きしました。
・・・これで終わりかと思ったけれど、あかりトゥルーなるものがあるのか。
心が折れそうになっているけれど、ここまで進めたのだしプレイしておこう・・・。
あかりトゥルー。
はい。
なんやかんやで時間がかかってしまったが無事終了。
最後まで感想は批判の嵐だったように思うから、ここではもうなにも書かないことにする。
・・・自分とは完全に肌が合わない作品だった。
克さんの一枚絵はもちろん立ち絵などはほんとうに素晴らしかったので、おまけして★×３に。
ちなみにアマツツミは★×７だったから、超えることは出来ませんでした。
