あかねぶろぐ。

永遠なんてないよ。

この青空に約束を―Refine感想。(+フォセット - Cafe au Le Ciel Bleu )

多少のネタバレあり。
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。

プレイ時間。      総合得点。
約25時間。      ★★★★★★★★★☆。


OP終了時点での感想。
つぐみ寮、おかえり!!
ドット絵の新作というエイプリルフールネタがきたときから期待しておりました!!
感想を書こうか迷うも、いい機会だし軽く残しておこうかなと。
無印でボロ泣きするほど感動しフォセットで上乗せ、更にはVITA版で最高得点である★×10を獲得した記念すべき作品。
でもなぁ、涙腺崩壊を免れないからプレイを少し躊躇うのよなぁ。という贅沢な悩みを抱えつつ。
イラストやBGM等、リメイクされた箇所は今のところ抵抗ない。旧版と今作、どちらも魅力的。
なによりこの雰囲気が懐かしい!!何度だってわくわくしてしまう。
あとね、やっぱOP神ですね。「welcome to ―――― our“Adorescence”」この時点から既に涙腺と鳥肌やばいですねはい。

Act.1 spring終了時点での感想。
はい最高。
つぐみ寮の仲間の性格や立ち位置、そして絆を描きつつ凛奈を迎え入れる構成。
改めて、ほんとうにすごいわこれ。
・・・それとは別に、立ち絵が徐々に違和感がわいてきた。というのも、目を瞑ったときのコレジャナイ感がどうも慣れない。あと表情の差分。細かくいうと悲しいときと困っているときの顔が多少気になる。
まぁこれにかんしては慣れの問題だから、時間が解決してくれるだろう。

凛奈ルート。
出会いから別れまで・・・というのは語弊があるけれど、まさに青春の1ページを切り取ったような物語。
父親関連の話をもう少しやってくれてもよかったのになぁと思う反面、逆にノイズになるのかな?とか。でも丸戸さんなら上手にまとめられたと思うのだがなぁ。
あと、演劇の話ってこんな面白くて感動的だったっけと。記憶は当てにならないですもんですはい。
・・・毎回そうなのだが、凛奈が泣きそうになるとこっちまで涙腺が緩むのはなんでなんだぜ?

宮穂ルート。
滝村さんから外敵として扱われる航、という構図がとても印象に残っていた・・・もとい、大好きだった今ルート。そこに行き着くまでの過程も含め、ほんとうに秀逸だなぁと改めて。
その後の展開は多少駆け足ではあるものの、非常に楽しめた。のは確かだが、六条家巻き込んでの一騒動が見たかったー!!宮の父母に対し無茶な方法で説得、一悶着二悶着ありつつも認められるシーンとか想像するだけでおもしろそうなんだもの!!
今にしてみると今作はあまり話を広げないテイストだよなぁと。あくまで主体はつぐみ寮、その他蛇足となりそうな箇所はカット、みたいな。だからこそ思い入れが更に深くなっている部分もあるかもしれないが・・・うーん、一長一短だよなぁ。

静ルート。
はい最高。
今ルートにかんしてこれ以上の言葉はいらないでしょう。
次はさえちゃんルートなのだが、初プレイ時の好きなシナリオ順が「沙衣里>静」になっている・・・?
例えば今ルートでいうと、静の立てこもりとラストは強烈に記憶に残っていたが・・・さえちゃんルートどんなだっけ。確か寮の取り壊しでストーカーみたいなことやってた記憶があるけれど、あまり印象にないww

沙衣里ルート。
なにをどうしたら職員会議を忘れることができようか。あれだけ感動したシーンなのに・・・自分が信じられないですねはい。
せめてあと半年、みんなと仲良く一緒にいたい。
私利私欲が存分に混ざっているとはいえ、この願いを叶えるべく寮生一丸となり強敵に立ち向かう構図たまらんです。
さえちゃんよく頑張った!!
そういえば、職員会議が終わってからEDまでの間にセーブができなかったのは、いわゆるおま環というやつかな?パッチも配布されていないみたいだし。
奈緒子ルート。
改めてプレイすると、さえちゃんの言葉を借りて、「こんなにも乙女やっていたのか」と驚いてしまったww
ヒロ先輩はせっかくの旅行中にもかかわらずとんでもない目にあったという感じだが、一度でも会長に惚れられたのが運の尽きと納得できてしまうのも今ルートらしい。
難点としては、他の寮生があまり活躍しなかった点・さえちゃんの入る隙をもう少し開けてもよかったんじゃないかというふたつ。
ただ、それを差し置いてもふたりだけの過去がある以上、他の人を挟む余地はなかったから仕方がないよなぁと。
あと、ガラケーからスマホに変わってたのは時代を感じた。電子音がそのままなのが玉に瑕だがww

海己ルート。
はい最高。
何度も書くが、寮生が一丸となり・・・今回に至っては仲間たちというのが正解か。ともあれ、難題に立ち向かっていくという構図は涙なしではいられない。
そしてOB組の心情の変化が拍車をかけているのがまたいい味を出している。
どうしても海己は好みに合わなかったりするが、それとは別に今ルートはほんとうに素晴らしかった。
海己、そしてみんな、よく頑張った!!

約束の日。
こんなん泣くわ。何度プレイしようがこんなん泣くわ。

茜ルート。
当時は否定的だったが、改めてプレイするとなかなかによかった。
茜とは対照的な暗い雰囲気から始まり、恋仲になると一転する展開。その後の航の行動。そして、思い出の女の子であろう合わせ石の片割れ。
上記すべてを攻略しないとたどり着けない、いわば隠しルート。
合わせ石の件に鑑みトゥルールートに見えてしまうが、今作の主点はあくまでもつぐみ寮、そして住人。
個人的には寮の物語を完結させたあとのIFストーリー。いってみれば、伏線回収という名のおまけという立ち位置と思っている。


少し感想を書くはずが長くなってしまった。
それもこれも、おもしろすぎるのがいけないんじゃー!!
神津島聖地巡礼、行ってこようかな。
・・・あ、ドット絵のマップモードは少し触ってみたけれど、よくわからなかったです。



流れでフォセットもプレイ。
完璧。ぐうの音も出ないほど完璧。二作合わせて★×10です。
コンシュマー版で今作の一部が追加されてるのだからリメイク版でも頼むよ~と思わざるを得えない。
というか今更ながら、本編はオリジナルのほうがいいなと。みんなでわいわい、お酒飲みながら駄弁るとか(つぐみ寮限定だが)最高やん。あと、さえちゃんの友達の立ち絵が完全に消えてたのも納得いかない。・・・べ、別にフォセットをプレイして思い出したわけじゃないんだからね!!
なにはともあれ最高でした。
いつの日か、聖地巡礼行ってきます。