あかねぶろぐ。

永遠なんてないよ。

グリザイアの有閑・残光・旋律感想。

多少のネタバレあり。

あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。

グリザイアの有閑。

プレイ時間。      総合得点。

1時間。        ★★★★★☆☆☆☆☆。

グリザイアの残光。

プレイ時間。      総合得点。

3時間。        ★★★★★★★☆☆☆。

グリザイアの旋律。

プレイ時間。      総合得点。

3時間。        ★★★★★★★☆☆☆。


グリザイアの有閑。

長くて重いストーリーを想像していただけに拍子抜け。

学園生の日常風景を描いていたが、ザ・青春て感じでよかった。

ラストでもまとめていたように、後々こうした何気ないことが思い出になるんだよなぁとしみじみ。

グリザイアの残光。

ついに・・・ついに雄二に声がーーーー!!!!まったくもって違和感しかねええええ!!!!

それはさておき、有閑とは打って変わって重たい話だった。

しかしその割に気分はどこかスッキリしていて、その理由は楽園で出てきた「山本」の正体だったりダニーの消息を知ることができたりしたことだったりする。

もしかするとダニーが死んだというのは本編のどこかで明言されていたのかもしれないが見逃しており、楽園にてミリエラやロビーやJ少尉、ひいてはエディまでもが登場した中で唯一姿を見せなかったダニー。どうなったのかと心配していたが・・・すごく残念。

話は変わり、グリザイアの基本は過去に重きを置いていることがほとんどのため、麻子とJBの慣れ親しみも激しく気になっていたが、少しだけ垣間見ることができて嬉しかった。欲を言えば今回みたいなサイドストーリーでしっかり読みたいなぁと思ったり。

他にも5つのマイナス要素が云々のくだりなんかもそうだが、本編の補完的な要素をふんだんに盛り込んでいて非常に楽しむことができた。

グリザイアの旋律。

マリオンがかわいすぎて辛い。

ちょっとわがままだけどそこも可愛げがあり、なによりグリザイアシリーズは一癖も二癖もあるキャラばかりだったから、「普通」に飢えていたのだろう。・・・・・・いや嘘単純に好みですねはい。

ストーリーはさらっとしていたが読み応えがないわけではなく、なにより王道な感じで好印象。


作品ごとに感想を分けようと思っていたが、想像以上に短かかったためまとめてみた。

長かったグリザイアシリーズも一区切り。もちろん長いだけというわけではなく非常に楽しめたし為になる、素晴らしい作品だった。

ファントムトリガーは現時点においてプレイする予定はないが、今回みたいにコンプリートBOXが発売されたら買うかもしれない。というか買うだろう。

・・・・・・残光では敢えて書かなかったことをひとつ。

山本から麻子、そして麻子から雄二へと師匠を引き継いできたことが判明したが、ひょっとすると果実の蒔菜ルートこそが(多少形は違えど)正しいあり方なのだろうか。とかとか、そんなことを考えながら終わりたいと思う。

スタッフの皆様、素晴らしい作品を生み出してくれてありがとうございました。