多少のネタバレあり。
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。
総プレイ時間。 総合得点。
約35時間。 ★★★★★★☆☆☆☆。
OP終了時点でのキャラの印象。
小雪>杏璃≧春姫>すもも。
本編終了時点でのキャラの印象。
小雪=杏璃>すもも>沙耶>伊吹>春姫。
プレイした攻略順。
春姫→杏璃→すもも→小雪→沙耶→伊吹。
おすすめ攻略順。
春姫→杏璃→すもも→小雪→(沙耶⇔伊吹)
好きなシナリオ順。
伊吹(沙耶)>春姫>小雪>杏璃>すもも。
OP終了時点での感想。
ういんどみる15周年おめでとう的なノリで今作含む3作品のアニバーサリーパックを購入したことがプレイしているきっかけ。ちなみに「祝福のカンパネラ」「HHG」は途中でギブアップしてしまったが・・・。
ということでいつも通り前知識なしでプレイしているわけだが、D.C.のファンタジー色強めって感じなんかな。
魔法についての説明はこれからする?のかも微妙なところだが、それはさておき一番問題なのは準。登場キャラの中で断トツかわいいのだが、実は男という言葉だけで細かい説明が一切されていないのはなんでなんだぜ?実は魔法でそう見せているだけで、「実は女でしたー」とかいうサプライズが待ってたりするのか?!なにはともあれ女装をするきっかけとか親や先生にどう思われてるのか等々、いろいろと説明がほしいところ。
ハチについては、これぞ友人ポジって感じがするなと。こうしたテンプレキャラが久し振りすぎて逆に違和感がww・・・今後いじられすぎないことを願う(つよきす2学期を思い出しつつ
ということで、謎は多いが雰囲気は良さげなのでとりあえず先へ。
春姫ルート。
キリの良いところが見つからず最後までプレイ。
予想を遥かに上回る面白さで安心した。というのも「祝福のカンパネラ」「HHG」をリタイアしてしまったから正直これも・・・と腹をくくっていたのだがww
すべての謎が解決したわけではないものの、ひとつひとつ丁寧に事を進めていくのは非常に好感が持てる。
謎といえば気になるのは式守関係。「秘宝」とやらを手に入れ使鬼を沈めたい、だけど式守本家は「秘宝」の封印を意思としている。加えて後継者の話もよくわからないし、御薙先生は雄真を手放してなにをしていたのか。
まぁまだ謎は多いし、このストーリーを主軸に物語が展開されていくのだろうから今後に期待。
あと難を言えば、伊吹の突然の転校にすももがアクションを起こさなかったことに違和感があった。もしかしたら魔法で伊吹にをかかわる記憶が消されていたりするのかもだけど。
それにしてもなんかいきなりトゥルーエンドを見てしまった気がするが大丈夫なのだろうかww
・・・魔法についてもう少し説明ほしいなー・・・・・・。
杏璃ルート。
杏璃かわいいよ杏璃ーーー!!!!このかわいさは反則でしょう!!
ということで2つ目のルート終了。
ストーリー的には先に春姫ルートをプレイしているため穴が目立ってしまったが、ひとつ新しい情報が・・・というか恐らく前ルートでの読み落としだろうが、伊吹の目的は秘宝を持ち帰り後継者として正式に認めてもらいたいということらしい。しかし護国とやらは後継者を取るつもりはない、と。
というか御薙先生が最初から表立って行動に移せばすぐに解決するんじゃと思っていたが、最悪の事態になるまで手を出すなみたいなことを護国に言われてそうな雰囲気だったなと。どこかのルートでその話に追求してほしいが・・・御薙先生がすぐに解決してしまったら元も子もないから突っ込んじゃだめな箇所なのかなww
あとは魔法の演出がとにかく凄い。メインテーマだったから特に気合いを入れたのかもしれないが、目を奪われてしまうほどに素晴らしかった。
そしてなにより杏璃かわいい。
すももルート。
最初の方はオチがないショートコントが続きどうなることかと思ったが、終盤に向けしっかりとしたストーリーとなり一安心。
なんだか付き合いだすまでの雄真&すももの葛藤が長すぎてダレるなーと感じたが、現実問題血の繋がっていないとはいえ兄妹の恋愛となるとリアルなのかなと今にして思う。敢えて作品名は書かないが・・・というか書いたらキリがないが、案外あっさりとくっついてしまう事が多いから逆に違和感があったのだろう。そう考えるとある意味リアルで貴重なルートだったのかなとか。
ラストでは伊吹の件もしっかりと解決したし、(思い返せばという言葉がついてしまうが)安定して面白かった。
・・・誕生日席でハチがすももにプレゼント渡していない気がするのだが(ry
小雪ルート。
ということで4つ目のルート終了。
伊吹の話にしっかりと決着がついてよかったなと。ただ、こうした事情があるのなら他ルートではあまり解決になってない気がするのだけれどどうなのだろうww
欲を言えば那津音さんの回想シーンや小雪さんの母親の姿も見たかったなーなんて。
それにしても小雪さんほんとうにかわいい。おとなしい+不思議系キャラといえば昨今ではありふれている気もするが、なぜだか新鮮に感じた。
そしてお次は伊吹ルートと・・・伊吹攻略できたんかーい!!
ここにきてようやく式守家の裏事情やら御薙先生の件、それに伊吹の帽子やその他諸々の真相が明かされる感じかな?
伊吹(沙耶)ルート。
沙耶ルートではなく伊吹ルート(2)の方が自然かもしれないが。
他ルートで小出しにしていた伊吹関連の話+αをまとめて解決しましたー的なノリ。構成上どうしても説明が二重になってしまうことを汲み取り飽きさせないテキストになっていて、最後まで楽しくプレイすることができた。
そしてラストも今作らしくてとてもよかったなと。
ということで本編全ルート終了。
今作において注目すべきは主人公である雄真がとてつもなく格好いいということ。
普段はとぼけていてもいつでも他人のことを想い、いざというときは頼りになる。そしてなにより魔法が使えないにもかかわらず大事な場面ではどんなに激しい戦闘中であっても自ら勇敢に立ち向かっていく。
ハーレムものはあまり得意ではない自分だが、雄真ならそれが当たり前のことのように思えてしまい、嫌悪をまるで感じなかった。
もちろん雄真だけでなく、周りのキャラもしっかりと個性が出ていて・・・とまぁこう書くといわゆる「キャラゲー」となってしまうが、今作は一味違う面白さがあったなと。
惜しむらくは最初の方でも書いたが準のことをもっと知りたかった。
ということで次はFDである「りらっくす」を楽しもう。