多少のネタバレあり。
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。
総プレイ時間。 総合得点。
約15時間。 ★★★☆☆☆☆☆☆☆。
OP終了時点でのキャラの印象。
織乃>レイナ≧泉。
本編終了時点でのキャラの印象。
レイナ>織乃>泉。
プレイした攻略順&おすすめ攻略順。
泉>レイナ>織乃>ノーマルエンド。
好きなシナリオ順。
泉>織乃>レイナ>ノーマルエンド。
分岐ルート直前までの感想。
OPがきてからーと思っていたがなかなかに長く、書きたいことも溜まってきたので一旦ここで。
なにはともあれ真っ先に言いたいこと。・・・立ち絵どうにかならんのか!!!!
CGは案外いい感じなのだが、如何せん立ち絵(特に織乃)が気になって気になって・・・こればかりは途中で慣れることを祈るしかない。
登場人物全員18歳以上だから、「どうしてあんなことやそんなことを知ってるの」というベタな話は置いといて。
ストーリーは軸がしっかりしており、規模が小さいながらも盛り上がる展開を見せている。
大人・・・ねぇ。親の理想像を子に押し付けようとする輩も中にはいたりするかもしれないが、基本的に親は子を想って厳しくしているもの。しかしそれはどんなに説明しようと子供にうまく伝わらない。だからこそ齟齬をきたして不満が募る。
まぁぶっちゃけ現段階でそのことよりも、寺井先生の問題がほんとうに気になる。
・・・もっと早くにOPがきていればこんなとりとめのない文章にはならなかったはずだきっとそうだそうに違いない。
・・・・・・利通大好き。
OP終了時点の感想。
俺たちの戦いはこれからだ!!
子供のときにしか出来ないことがある。大人になればそれはきっといい思い出となっているだろうことを願いつつ。
親が乗り込んできた時点での感想。
うーん・・・今のところB級というか茶番劇というか、いまひとつ盛り上がりに欠ける。
籠城して大人と戦う。真っ先に思いつくのはひぐらしの祭囃し編なわけで、まぁあれと比較するのがそもそも間違っているのはわかるのだが・・・。
そもそも織乃や泉の親なんかは真っ先に警察に相談してもよさそうだし、校長からそういったことをするなーと止められている描写もないのは不自然極まりない。
というかこのコンセプトなら教師vs.生徒という構図のほうが幾分かは楽しめた気がするのだが。
と不満ばかり垂れ流しているが物語はまだまだこれから、とりあえず流れに沿って泉から攻略するとしよう。
泉ルート。
なんといってよいやら・・・。
当初の問題定義を親と教師、まとめて大人としたのがいけなかったのでは。それにより織乃や幸也、一輝なんかもそうだが、籠城は半分しか成功していないこととなっていないだろうか。
この点にかんしては他ルートで補完するだろうし多少目を瞑らねばならないかもしれないが・・・それならそれで各ルートで分けるのではなく一本道の方がしっくりときた気がする。
あと、物語上仕方がないこととはいえ籠城しているときに街中へ行くなと。ましてや買い物という名のデートなんてもってのほかだろうに。
記者さんとマスコミについても言いたいことがあるが、暴言がすぎるため自重。
先に書いた警察云々は一応理由付けされていたが、どうも粗が目立ってしまう。が、(未)成年の主張~in ラブホ~は不覚にも涙。泉はほんとうによく頑張った。被害者が顔と名前を出して公の場に立つことは想像を絶するほどの勇気がいることと思う。傍で支えてくれる仲間、恋人の存在はそれだけ大きいということか。
レイナルート。
みにくいアヒルの子を軸に展開していくのは非常に魅力的だと思うが、ストーリーがあまりに浅い。
収まるべきところに収まったといえば聞こえはいいが、起承転結でいうところの転があまりに印象が弱く・・・というかあったのかも疑わしいレベルで、平坦な道を歩いていたらいつの間にか終わっていた、という言葉がしっくりくるような。
レイナの魅力は存分に引き出せていたしその面だけを見るととてもよかったと言えるが、それならそれで分岐前の設定をもっと浅くしてそこらにある萌えゲーにすべきなんじゃ。
あとは矛盾点が多数見受けられたりレイナの言葉をいちいち繰り返す一輝の口調にイライラしたり、まぁなんだ、今ルートはおまけとして制作されたのかな。
というかてっきり幸也話が絡んでくると思っていたがなかったな。織乃ルートで明かされるかな?
織乃ルート。
織乃の親もまた人の子。どのような環境で育ってきたか言及はされなかったが・・・どちらか一方、またはそのどちらもが織乃に対するような接し方を子供のときに受けてきたのだろう。親にとっては当然のこと。だからこそ子も当然のものとして受け入れざるを得ない。
織乃の場合は一輝との出会いによって親の教育方針が間違っていると反抗する形となったが、もしも一輝と出会っていなければ両親に従って今も変わらず生活を続けていたのだろうか。
そんな「if」の話をしてもしょうがないが、つまりなにがいいたいかというと掘り下げ方があまりに浅いということ。
子だけでなく親も対となったストーリーである以上、一輝と織乃の過去にスポットライトを十分当てた以上、それと同じくらいに親の気持ちが表現されていてもよかったのではなかろうか。
・・・それとは別に、幸也と利通が救われるシーンが少しだけあって、そこをないがしろにしなかった点は非常に良かったと思う。
ノーマルエンド。
・・・このストーリーって必要?
なにもかもがこうもあっさり解決してしまうと、これまでのルートはなんだったのという話になってくるのですが。
ラストの一枚絵のみとてもよかった。
ということで全ルート攻略。
序盤こそ今後に期待を持てる感じだったが、個別に入ってからはグダ・・・ってはいないが単純につまらn(ry
見せ場である大人vs.子供の図が滑稽に見えたのは、大人陣の声優に問題があるからだろう。低予算というかロープライスだから仕方のない部分はあるが、もっと考慮してほしかった。
キャラクターはそれぞれ個性に溢れていてとてもよかったと思うが、いかんせん主人公である一輝の「~、か」という喋り方が途中から鬱陶しく思い、最初からボイスオフにしとけばよかったなと。
良い点もあるがどうしても悪い点が目立つものの、BGMは全体的に好みだったからおまけして★×3に。
・・・やっぱり一本道の方が良かった気がするんだよなー。
・・・・・・利通大好き。