あかねぶろぐ。

永遠なんてないよ。

見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS感想。

多少のネタバレあり。

あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。

総プレイ時間。      総合得点。

約19時間。       ★★★★★★★★★☆。

本編終了時点でのキャラの印象。

沙夜≧織姫>ひかり≧ころな。

今作終了時点でのキャラの印象。

沙夜≧吉岡≧織姫≧陽南>ひかり>美春>ころな。

プレイした攻略順。

ひかり→沙夜→織姫→ころな→美春→吉岡→陽南。

おすすめ攻略順。

ひかり→沙夜→織姫→ころな→吉岡→美春→陽南。

好きなシナリオ順。

ひかり>沙夜≧吉岡≧陽南>織姫>美春>ころな。


ひかりルート。

ここになにを書いたところで完全な蛇足になるから多くのことを書かないが、最高の一言に尽きる。

「見上げてごらん、夜空の星を。どこにいても、星はいつもそこにある。道に迷ったときも、人生に迷った時も。あの星たちが、あたしたちの道標」

沙夜ルート。

なんて、なんて素晴らしいんだ!!!!

ひかりルートの伏線回収と対比が完璧になされていて、今ルートもなにを書いても蛇足になってしまう。

沙夜の焼き餅はなんだろう、そういう要望が多かったのかな?かわいすぎたからまったく問題はないんですが!!!!

織姫ルート。

なにを書いても蛇足に(ry

・・・あまりに芸がないので少しだけ。

なんて、なんて素晴らしいんだ!!こういったストーリーは大抵の場合対象キャラ以外のシーンはカットになりがちだけれど、今ルートでは余すとこなく見せてくれるという・・・まさにかゆいところまで手が届く形になっていた。

ひなみんが編集をした動画の完成版を見られなかったのは残念だが、そんなことが気にならないほど短いながらも完成されているストーリーだった。

ころなルート。

どうしてもころなは好きになれそうにないが、(前3ルートには劣るものの)ストーリー的には非常に楽しめた。

今後出るひなみんルートを除けば唯一の後輩だからだろう。オチは途中から読めてはいたものの、ころなが成長していく過程がとても丁寧に描かれていて飽きることなく最後まで。

また、沙夜ところなが仲が良いのは今ルートのみ、という設定を上手に活かしていたのもほんとうに素晴らしかった。

ただひとつ難を言えば、もう少し電波観測と接点を増やしてほしかったなーと思ったり。部長引き継ぎでED→アフターで暁斗とふたりで将来のことを語りつつ電波観測。本編と似た終わり方になってしまうかもしれないが、そういった流れのほうがしっくりきたかもしれない。

美春ルート。

これほどの良き元生徒に囲まれつつも、ひとりで悩み苦しみ続けた先生。自分のことは自分が一番理解しているはずだけれど、だからこそ周囲からしっかりとした言葉を貰わないと自信を持てないものだったりする。

先生は本編・今作ともに立ち位置はギャグキャラだっただけに、こうしたテイストの話はとても新鮮で非常に楽しめた。

・・・最初こそ先生ルートがあることを知りどうなるのかと気になっていたため、そのときの思いの丈をここに書き綴ったほうが面白かったのかもしれないが・・・プレイしてからだととてもそんな(茶化す)気持ちになれず。ふたりともお幸せに。

吉岡さんルート。

本編では特段好印象というわけでもなかったが・・・これが萌えってやつなんですね先輩!!!!

いやーほんとうに素晴らしかった。ストーリー性はもちろんのことキャラの魅力も二十分に詰まっていて感無量の一言。

吉岡さんの奥手なところが大好きだった自分にとって、(ゲーム性とは相反する物言いなのは承知で)暁斗と肌を重ねてしまったことが少し残念に思ったり。今後コンシュマー版に移植をすることになった暁にはこういったシーンを匂わすことなく、残念ながらカットとなった手を5分間繋ぐまでの経緯や、織姫からの助言がなかったイフバージョンを収録してゆっくり一歩ずつ歩みを進める仲睦まじい2人をいつまでも見ていたいなーとか。

陽南ルート。

ひなみん可愛すぎワロタwwww

無料配布だからとそこまで期待もしておらず、「ひなみんを愛でれればいいやー」という軽い気持ちでプレイしたが・・・メインシナリオに見劣りしない構成で驚きを隠せない。

他キャラの出番(大人の都合で)ほぼなしだったにもかかわらずこれほど楽しめたのは、ひなみんのキャラクター性と紺野アスタさんの実力が重なりあっての力だろう。

・・・ユーザーの期待に応えてこれほど素晴らしい物を制作してくれるとは、今作に携わったフタッフにはほんとうに頭が上がらないですはい。


どのルートの感想もそっけないものとなってしまったが、今作品はこれでいいんだと思う。その場その場の雰囲気やBGM、キャラの言動や星。それらすべてが揃っていないと・・・このプレイしている心地よさを伝えることが叶わないのだから。

一部キャラの性格が多少合わない部分があったから散々迷って★×9にしてしまったが、心の底からプレイしてほんとうによかったと思える作品だった。

見上げてごらん、夜空の星をに携わったフタッフ一同に感謝と敬意を。そして見上げてごらん、夜空の星をに巡り合わせてくれた運命に感謝を。