多少のネタバレあり(これからプレイする方はネタバレをくらってしまうと楽しさ半減するので注意)
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。
総プレイ時間。 総合得点。
26時間。 ★★★★★★★☆☆☆。
オープニング終了時点のキャラの印象。
視音>亮子>永遠>美夜>莉杏>唯≧郁乃。
本編終了時点でのキャラの印象。
美夜>永遠=郁乃>視音>亮子>唯>莉杏。
プレイした攻略順。
永遠→莉杏→郁乃。
おすすめ攻略順。
永遠(→莉杏→郁乃)(莉杏&郁乃はプレイしなくておk)
第一章「序章」第二章「渚橋唯」
主人公の性格が安定しないと思ったらあれは過去の話なのか。特に深読みをしてなかったから驚いた。
んーなんだろう、BGMがやたらと眠気を誘ったり、どのキャラも立ってはいるんだけどパッとしないというかなんというか。
まだまだ先の読めない展開にwktkが止まらない、というほどではないが・・・まぁまだ永遠すら登場していないし決めつけるには早いか。あまり期待をしないで先に進めることとしよう。
第三章「依頼」第四章「決意」
徐々に盛り上がって参りました!!
正直退屈だった前章の伏線を見事に回収しつつ、更に盛り上がっていく展開。同人だったと思えないほどクオリティが高く、なによりストーリー構成が完成されている。
それにしても主人公が格好いい。最初こそInnocent Greyのピアニッシモの主人公、奏介を彷彿とさせたが今じゃしっかり独立したキャラになっている。仲間の敵討ちなんて口で言うほど簡単なものじゃない気がするけれど、この主人公なら最後まで成し遂げてくれそうな気がする。・・・ボディーガードと聞くとどうしても暁の護衛の海斗と被ってしまうのが困りものだったり。
とりあえず唯にはもう隠された裏はない気がするが、視音やナツ、特に七里(と拓実)にはまだ裏がありそうに感じるから今後注目していきたいと思う。
第五章「盾」
キャラ紹介がある程度すんだところでOP。
それにしてもこれだけ女キャラがいるにもかかわらず、好きななれそうなキャラがいないのはどうしたものか。
謎のアイドル永遠と言われているが、事務所の場所が周知されているのならマスコミはおろかファンによる出待ちとかがあってもおかしくはないのだが・・・とりあえずストーリーの方はまったくダレず、かといって早足でもない、調度良いテンポで展開されていて好印象。
現時点では推理ものかどうかもわからないが、「犯人は物語の当初に登場していなければならない」に当てはめるなら、敵幹部or親玉はもう姿を表していることになるが・・・。
第六章「穏やかな日常」第七章「女刑事」
ギャグとシリアスを交えながらストーリーが進んでいくが、如何せんシリアス要素が少なく悪梦のことは未だに謎だらけ。その代わりにキャラの掘り下げに力を入れていて、ようやく少しずつ感情移入が出来るようになってきた。
これから一気に展開が急変するかもしれないから推理ものなのかどうかもわからない物語を自分なりに考えてみる。
犯人(悪梦サイド)がもう登場していると仮定するならば、怪しいのは七里とナツ、それに視音あたりかなぁと。七里がもしそうであった場合、主人公を雇うのは矛盾しているように感じるが・・・よくわからん。とりあえず本命はナツと視音で、ナツは主人公の旧友が殺された現場にいたというところがまず怪しい。意図的にふたりを殺したと考えるとすんなり当てはまる。そして視音。第何章だったか忘れたが、主人公に気配を悟られない行動ができるというのはただものではないはず。
ちなみに他キャラ。永遠はもちろん、莉杏や郁乃は永遠のことを本気で心配しているように見えるし、唯や亮子はそもそも今後のストーリーと深く関係しない気もする。美夜にかんして、田舎に行っていたことと腕の傷跡(?)がとても気になるがそれはまた別のお話。悪梦の幹部でしたというオチはなさそう・・・かな?
それよりも気になることは、主人公と永遠の施設で暮らしていたということ。もしかするとふたりは子どもの時に出会っていて、美夜の言う「田舎」となにか関係があるのでは・・・。
とまぁここでグダグダ推測してもしょうがないから先に進めることにしよう。
第八章「警告」
「今の拓実さんは私とみんなを守ってくれるんですよね?だから、ライブに反対した」
思わずメモってしまった永遠の台詞。
自分でも気が付かないうちに周囲の環境によって自然と心が入れ替わっていることは、珍しいようでいて実はよくあることだったりする。ただそれは、特にこだわりもない事柄に対して「よくある」のであり、こだわりのあるものに対してはその対象ではない。
主人公の場合、親友の敵討ちという大きな名目があるが、それすらをも塗り替えてしまうのは周囲のメンバーの魅力といって間違いないだろう。
だからこそ、今回新しく情報が出てきた美夜に対しても今後メンバーの不利になることがない行動を取ると安心して見ていられるし、七里にはまだ裏がありそうだがそれが悪いように作用しないと信じられるし、七里に投資した視音にだって同じことが言える。うん、仲間って素晴らしい。・・・その考えでいくと自然と悪梦がわかってくるのだが(ry
スケールが大きくなってきていよいよ終盤という感じがしてきたが、今ひとつわからないのは「何故そこまでしてライブにこだわるか」ということ。テレビやラジオ、その他握手会の時でさえ何も仕掛けてはこなかったから理由が激しく気になる。当初に説明があったオリンピック云々だけが理由ではない気がするし、かといって永遠を殺すことだけが目的ならば難なくこなせるだろうし・・・。
それにしてもアルの過去は、「永遠と出会えてよかったね」と心の底から思わせられる感動的な話だった。アルの第一印象は完全にかませ犬だったがww
とにもかくにもようやく裏の顔がある人物が見えてきた、という感じで先に進めたいと思う。
第九章「歌姫」
盛り上がって参りました!!!!
これまでに張ってきた伏線を徐々に回収していく展開と、緊張感と安堵感のメリハリがとても心地よい。
というか主人公は仮にも護衛なのだから、あの状態で郁乃ひとりにタクシーを捕まえにいかせるなよ・・・とかまぁ不満はあるけれど、ここで多くの言葉は不要かと(先が気になるから早くプレイしたいだけ)
ただひとつ、郁乃のメイド服に誰か突っ込んであげてwwww
第十章「悪夢」
うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!
アフターストーリー「風早永遠」
僕はキミだけを見つめる。
タイトルがこれほどストーリーと紐づけされているとは思いもしなかった。
・・・まぁなんだ、なにを書いてもネタバレになってしまうから多くは語れないけれど、仲間って素晴らしいと一言だけ。
アフターストーリー「真名瀬莉亜」「片瀬郁乃」
・・・・・・なにこのBADエンド。
製品版になって追加されたと聞いたがまったくもって必要ない。
ミニシナリオ。
本編よりわろたwwww
当初は好きなキャラがいなかったが、本編を終えて言葉通りメンバーみんなに好感が持てたからこういった話がとても楽しく感じる。ただ、美夜がいないのがなんとも残念・・・。
是非FDにて、美夜や亮子も踏まえてお願いしたい。
なにを書いてもネタバレになるから最後のほうが駆け足になってしまった。といってもここでネタバレしようがなにしようが誰も気に留めないかもしれないがww
ご都合主義の連発とサーベルタイガー時代の回想シーンが足りなかったため、主人公にあまり感情移入できなかったとう二点が非常に残念。
ただ、伏線はほぼすべて回収したし、というより「ここも伏線だったのか」と思わせる演出がとても上手で、なにより立ち絵やCGにとてもこだわっていたところが好印象。
キャラに関しては前にも書いたが、仲間がどれほど大切か思い知らされたことはもちろん、それと同時に主人公の心の成長がとてもよく表現できていたと思う。
とりあえずインレさん!!FDでサーベルタイガー時代のエピソードや美夜と付き合う物語を作ってください!!!!