あかねぶろぐ。

永遠なんてないよ。

White~blanche comme la lune~感想。

多少のネタバレあり。

あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。

プレイ時間。      総合得点。

約30時間。      ★★★★☆☆☆☆☆☆。

OP終了時点でのキャラの印象。

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今作終了時点でのキャラの印象。

ブリジット>マリカ>マリカ=ほたる>カナン。

プレイした攻略順&おすすめ攻略順。

Brigitte→ほたる→Canan→Clear→マリカ→white.

好きなシナリオ順。

Clear>Canan>マリカ=ほたる>Brigitte>white.


プロローグ終了時点での感想。

久し振りにねこねこソフトに戻ってきた。

ということで、20周年ねこコンプ七作目。なんかもういろいろな作品を飛ばしているけれどそこはまぁ大人の事情がいろいろと(ry

今作はミステリー?といえなくもない、不思議な雰囲気を纏った作品。

現時点ではなにもわからない状態だったりするが・・・これから謎に向かって立ち向かっていく展開になっていくということでいいのかしら。というかそれしかないかww

全体的な謎な部分はさておき、安易にえっちな方面にいくのはどうなのって思うわけです。暗い雰囲気を纏ったまま進行してしまうのを防ぐため、敢えての措置なのかもしれないが・・・銀色しかり朱しかり、ねこねこソフトにはそうした作風のものもあるのだし、別に終始シリアス路線でいいんじゃねと思わなくもない。それでも尚こうしたギャグを取り入れるのは、ひょっとするとなにか意図でもあるのか。

謎の孤島の予想でも、と少し考えてみたけれど、うん、まったく想像すら付きません。個人的にパラレルワールドだったら好みだったのだがww

共通ルート終了時点での感想。

とりあえずブリジットルートから。

現時点では可もなく不可もなく、といったところ。

まだまだ謎が多く、どこかのルートで一気に種明かしされる感じになるのだろうか。

今のところ判明している年齢の件については・・・実際にはありえないことではないのがなんとも。時間という概念については万国共通。1年365日と決まっていて誕生日にひとつ歳を重ねる。しかし、その概念こそが通用しない島があったとしたら?もはや世界の法則が乱れてしまうが、それもこの広い世の中、ありえないということがありえないのだろうか。

みたいなことを感じつつプレイしているが、まぁまだ始まったばかり。

ブリジットルートではそれほど確信には迫らないだろうから、とりあえず気軽に先へ進めてみる。

Brigitte.

リアルがなにかと忙しく、ここまでたどり着くのに時間がかかったがなんとか終了。というか予想以上に長かったww

年齢について、完全に勘違いをしていたらしい。

時間の概念がどーのこーのという話ではなく、人種そのものからして違うって話なのか。件の孤島、謎が深まるばかりです。

そういう話は抜きにして、シンプルながらにいい話だった。カナンとブリジットの距離感、想いがうまい具合に交差していて、カナンがサイガに発したひとつひとつの言葉の意味がわかった瞬間、思わず泣きそうになってしまった。

そしてブリジットかわいいです。もうロリコンでいいy)ry

ほたる。

まさかのダブル主人公でしたか・・・前情報なしだったから割と本気で驚いた。

「~サイド」みたいに不自然とまではいかないまでも、ちょくちょく一人称が入れ替わっていたのはこのためだったのか。

レンはどちらかといえば好きな部類のキャラだし、ストーリーもこれまでとは一転、ダークな部分が一切なく純粋に楽しめたからなんら問題はなし。

ただ、カナンとレンの姉弟仲で嫉妬するカレンという土台をしっかり作り上げたのだから、そこらへんをもう少し掘り下げてほしかったなと。まるでそんなことなかったようにいちゃつき始めたときはどうしようかとww

サイガがふたりの仲を認めるシーンもなかなかによかったし、全体的に見て安定しておもしろいルートだった。

・・・そういえばレンも人種違うんよなぁ・・・・・・。

Canan.

盛 り 上 が っ て ま い り ま し た ! !

いやぁこれすごいわ。まさかここまで設定を練り込んであるとは思わなんだ。難しい話のようでいてわかりやすく語られるから途中つまずくこともなく、ほんとうに夢中になってプレイできた。

カナンの生い立ちに加えレンの届かぬ想い。何十年と続く戦争やヨシュアの策略、これほど悲劇的なエピソードを詰め込んでいるのに、ラストは光へと歩むよう希望を見出す。

率直にいって今ルート大好きです。

Clear.

あーこれやっばい。おもしろすぎて止まらなかった。

どちらの考え方も正しい。悪者がいない争い事ほど悲しいことはない。

Maricca.

プレイしていて辛すぎる。

是非ともハッピーエンドで終わってほしいが、仮にマリカから穢れが払拭されたとしても・・・というか、そもそもなにをもってして幸せなのか。

White.

あーやっちゃった。なにこの無理がありすぎる終わらせ方。しかも年齢のことがあるからハッピーエンドとはいえないし。

ここまで期待させといてこれはないでしょう。クレアとヨシュア、セトの想いを台無しにした、史上稀に見る最低最悪の最後だった。

タイトルであるWhiteという表題を観ざしてこれはひどい


OMAKEをプレイしようとしたところで、何故かゲームの起動ができなくなり強制終了。

いいタイミングといえばそうだが、せめてミサの話は見ておきたかった・・・。

ということでひとまず終了。

途中から、正確に言うとカナンルートから盛り上がってきてクレアルートで最高潮、そしてラストまで一気に直滑降という最悪な展開を見せた今作。

ラストはいったいなにがあったのだろう。収拾がつかなくなって投げでもしたのか。もはや世に出してはいけないレベルまでいっていると思う。

それ以上に語ることもなく。★×4という結果に。

・・・クレアルートのみならねこねこで一番好きまであった、そしてBGMがどれも良い。ここらへんを考慮しての結果。