多少のネタバレあり。
あとで自分が見返すためのまとめなので、レビューというより雑記となります。
プレイ時間。 総合得点。
約３５時間。 ★★★★★☆☆☆☆☆。
CHAPTER2 雨の日の辻斬り終了時点でのキャラの印象。
小町＞クラリス＞シフォン＞メル。
今作終了時点でのキャラの印象。
クラリス≧小町＞シフォン≧メル。
プレイした攻略順＆おすすめ攻略順。
シフォン→メル→小町→クラリス。
好きなシナリオ順。
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PROLOGUE 太陽に嫌われた国。
今作を購入したきっかけは言わずもがな、衣笠彰梧さんの最新作だから。
暁の護衛でとっぷりハマりレミニセンスで虜にされ・・・よう実は読んでいないけれども、だからこそ久しぶりの衣笠ワールドに期待で胸を膨らませていた。
しかしどうだろう、いつもながら前知識一切なしの状態でここまでプレイしたわけだが・・・あまり面白くｎ(ry
期待しすぎていたと言えばそれまでだけれど、世界観がどうにも馴染めないの一言に尽きる。
普通に日常世界でよかったやん！！衣笠さん的には新境地を開きたかったのかもしれないけれど、これまででも十二分に素晴らしい物語を描いてきたのだからそんな必要まったくないと思います！！
とはいっても主人公であるルカは格好良いし周りのキャラも好印象だし、なによりストーリーの進め方は流石といったところ。
・・・世界観に慣れることを祈りつつ先へ進める。
CHAPTER2 雨の日の辻斬り。
先に文句をつらつらと書いてきたけれど、世界観にも大分慣れてきた。というよりもストーリーが面白くてあまり気にならなくなってきた、という方が適切かな。
事件の真相に迫っていく過程もほんとうに面白いし、(ストーリーの上で)シフォンの扱い方が非常にうまく、まさに裏をかかれた感じで更に夢中になれた。
この調子で進んでいくなら今作も相当気にいるかもしれない。
・・・ところでヴァースって仕事してるのかな？ｗｗ
CHAPTER3 姿なき盗人。
いやぁ実に面白い。
ルカ・クラリスと共にプレイヤー自身も事件の真相に迫っていく手法がこんなにも楽しくわくわくさせられるものだとは思いもしなかった。
・・・いやまぁドラマなんかの刑事モノも似たような感じなのかもしれないが、そうしたものはあまり見ないから新鮮味が強いだけなのかもしれないけれど。
それにしても今回の事件はここで解決しないんだなぁと。ゲノム国関連もまだ解決していないけれどメルルートの伏線みたいなものだし、今回の件はクラリスルートで教団事件と絡ませる感じになるのだろうか？
気になる点は多々あれど、直近で気になるのは人気ファミレス店の謎だったりするのだが・・・これはシフォンルートの伏線だったりするのかな？
とりあえず最初はシフォンから攻略してみようと思う。
EPISODE CHIFFON 種族を超えて。
・・・続編ありきで制作されたとしても、あまりに酷すぎないですか？
寝相の話を読んでいたら終わっていた。
以上。
CHAPTER4 狡猾性犯罪者。
ストーリーの組み方が上手すぎてほんとうに夢中にさせられた。何度でも持ち上げるが、さすが衣笠さんですはい。
というかシフォンルートとの落差がありすぎるのもどうなのって感じだがｗｗ
謎が多かった宗助の謎も少し明かされたところで、(今作ではきっとないであろう)過去１課にいた４人のストーリーをFDで激しく希望！！ストライコスが刑事を辞めた理由、ルカと宗助が１３課に行った理由、そして何故生田だけが１課に行ったのか。・・・あれ、これって全部教団事件絡みじゃ？ってことはクラリスルートあたりで話はでるのかな？
１３課が作られた理由を生田がさらっと口にしていたが、それならクラリス・・・は教団事件絡みとして、ヴァースや珠子、もしかしたら係長なんかも訳ありだったりするのかな？
こうして軽くまとめてみると謎が増えていく一方ということがわかるけれど、ほんとうに面白い。
次はメルルートを攻略。
っと書き忘れるところだった、ルカの性格をもう少しどうにかできないもんかと。
(俗に言う主人公補正かもしれないけれど)人望があるようには見えないルカを中心に話が成り立っているところをよくみかけるから、やはり自分にはわからない魅力があるのだろうと解釈しておくことにしよう。・・・もしかしたら真面目モードのルカを周りが知ってるからかもなぁ。
EPISODE MELL 救済。
ラストだけ見ればめでたしめでたしといいたくなるが、実のところなにひとつ解決していないんじゃ・・・。
終わり方にまったく期待をしていなかったのが功を成し、それほどダメージを受けずにすんだ。
でもせめて、メルがルカにいつか渡したペンダントだかネックレスだか忘れたけれど、その話を出してほしかったとだけ。
EPISODE KOMACHI 意外な王子様。
小町はルカのことが元々好きなのだと思っていたが・・・いやだって、バレンタインは毎年手作りチョコをルカに渡してるとか言ってなかったっけかｗｗ
それはそうと、今回もなにひとつ解決していないのはどういうことなのかと。
シュバルトの謎を明かしてくれたのはもやもやがひとつ消えて素直に嬉しかったけど、正直それだけ。
というか今作は特にラストに近づくにつれ、「とりあえずえっちシーン挟んで適当に終わらせよう」と計算して描かれている気がする。ということは正式な続編を期待してもいいんですねそういうことですね。
EPISODE CLARIS 記憶の行方。
こ れ は ひ ど い 。
いやほんとにこの打ち切りエンドはなんなのと。どうしてこうなった。メリッサの元気になった姿くらい拝ませてくれてもいいんじゃないの。
過去話は非常に面白かったとだけ。
EPILOGUEなるものが解放されたから期待せずにプレイする。
EPILOGUE 男たちの憂鬱。
俺たちの戦いはこれからだ！！(続く)
ってことでいいんですよね？！
全ルート終了。
これまでにないほど雑じゃないですかねこれ・・・感想も途中から適当になってしまったｗｗ
すべてを中途半端にして舐めてるのかーと怒りたい気持ちもあるが、やはりというべきか素材が良すぎるから口を閉ざすしかないこのもどかしさ。
手放しに面白いといえるレベルだとは思うけどそれは今後出るであろう続編ありきの話であり、万一続編がなかったらプレイしたことを後悔するなんてレベルの話じゃなくなってくる。
続編ありきで考えた場合は★×８、逆に続編がない場合は★×２。
現時点ではなんの発表もないけど、期待を込めて間を取り★×５にしておく。
・・・教団事件の全貌、ストライコスが刑事を辞めた理由なんかはシフォンルートであったルカの過去話の続きを描けばいいし、あとは各ルートの続きを、願わくはメリッサを故郷に帰すストーリーも読みたい。
衣笠さん、ほんとうにゆっくりでいいので悔いを残さぬようとことんまで続きを描いてくださいお願いします。
書くのを忘れていたけれど、BGMはどれもほんとうに素晴らしかったですはい。
